霊園へのドローイング
- メタコイノン
- 3月30日
- 読了時間: 2分

昨日、最後の定例会を終えた。育てた土をビニール袋に回収していき、そこに初めて土を敷くときに置いた石膏ボードが姿を現した。土の中には、かつて育てていたブラックゴーストの水槽内に配置していたレゴたちが現れた。特に、紙のような平べったい大きめのレゴには水が溜まりやすかったのか、雑草の根が張り巡らせていた。
北海道の友人が送ってくれた1歳児より少し小さめの石膏でできたミロのビーナスを捨てれる大きさに砕いてみた。そもそも8年前、北海道からの郵送の時に、ミロのビーナスは胴体の部分で割れて、胴体から頭、胴体の一部、胴体のから足までの3つ分かれていたのだ。梱包が甘いのではと思いながら、これも自然な成り行きなのか、と思い、送ってくれた友人がこのミロのビーナスに対する思い入れの程度を推測しながら、割れていないミロのビーナスを妄想していたことを思い出した。
ここの神殿に来てくれた人たちは多くはないのだけど、その中で複数回来ていた3人の人が若くしてこの世を去った。タケミカヅチをこの神殿に呼ぶ時の儀式は、イカサマなのか、本気なのか、コントなのか、パフォーマンスなのか、よくわからなかったし、そういう意味づけはどうでも良かった。触らぬ神には祟りなし、と言うが、ここでの行為は神に触れていたのか、単なる人間というタンパク質が動いていただけなのか、神はいるのか。
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