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ミミズと一緒に土をつくる


下高井戸の近くに高速道路で日陰になった細長い公園がある。そこには湿り気のある落ち葉がたくさんある地面がある。そこで1時間ほどミミズ探しを行った。すると50匹ほどミミズを捕まえることができた。ミミズを捕まえるのが得意になった。



「種の起源」を著わし、進化論を提唱したチャールズ・ダーウィンは、最後の著作物として「ミミズと土」を書いた。その中に「ミミズは岩石の粒子を砕いてしだいに小さな破片にしていき(消化管内を通過させることによって)、土をかき混ぜることによって土をほぐし、ばらばらにする。その後重力と浸食作用によって土は高いところから低いところへたやすく移動していき、かくして地形は平坦になる」、また「全土を覆うすべての土は何度もミミズの消化菅を通り、これからも何度も通るものである」と述べた。精神の現場でも、傾斜を作らずに平坦を作るにはどうしたらいいのか考えていた。そんなときにふとしたところからヒントを得たように感じた。


土をつくることが、世界をつくることであれば、世界を形作るコモンセンスは、じつはミミズが作っているのかもしれない。それは創世記をどのようにつくるのかとも似ている。


「人間は神様がつくったもの」という考え方から「人間はサルから進化したもの」という説を述べたダーウィンは、どこからそれを推論できたのか不思議に思った。過去のことを見ることはできないのだが、どうしてそのように類推できたのか。ダーウィンの「ミミズと土」を読み進めていくと、ダーウィンの熱意あるミミズへの興味・関心、そしてこと細かな観察や記録など、その探求する態度や姿勢に驚いた。これが何かしらの核心に迫れるものかもしれない。



捕まえてきたミミズたちに餌をあげることを考えた。餌として購入したものは、キャベツ、ニンジン、ニンニク、メロン、リンゴ、とうもろこし、ガツンとミカン棒、噴射コーラなどであった。ミミズは有機物ではあれば何でも食べることができるとグーグル検索では出ていた。ミミズはどういうものが食べれるのか、どういう形態だったら食べれるのか、包丁でカッティングしたり、手でちぎったり、色々なことを話し合いながら、餌やりが行われた。


どうしたら、清らかな土を作れるのか、試行錯誤は続いていく。

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