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墜落する鳥たち 〜רפאל会を終えて〜


空飛びの会を終えた。


お米の落下から、鳥たちの着地、耕された土、空爆後のレンガなどが、パッパッパと段々と、冷たさを感じながら、無関心と無為の世界に入っていく。


それに引き続き、精神保健指定医の証が届く。あ、もう何かを失った気になる。


そうだ。ゆでたまごを鳥が食べていたことを思い出す。ゆめたまごを喰らうカラスや鳩は、もうコモンな鳥としての役割から、やや超越的な鳥としての役割である火の鳥にトランスフォームしてしまう。ここで一回吐きそうになるが、それは嘔吐というよりは、ゴジラが口から唾を吐く行為に近い。残された卵の殻には「マニ」と書かれていて、躁状態のマニーなのか、マニ教なのか、マニフェストなのか、マニュアルなのか、そこは鳥に聞くしかない。


思い通りに行き過ぎている。これは、まさに思い通りではないのだ。


あ、もう2024年である。ここからまた何か始まる感じはしないのだが、とりあえず今年は建築事務所に近づけられるか、そんなところになるのだろう。


観覧車とメリーゴーランドという作りたい造形物が決まってしまったが故に、ややひもじい感じがするのは、たぶん偶像崇拝をするときの悲壮感と似ている。


今年は無難に建築レポをあげてみよう。でんき教に迫るため、吉田鉄郎、山田守などの建築家をようやく探ることになるのだろうか。


精神8建築1宗教1を精神5建築3宗教2くらいにはしたい。

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